ハンドソーンワークショップ、いよいよ今回から、本ワークショップのメインであるすくい縫いの工程に入ります。
すくい縫いの第1歩はソールへの穴あけから。
前回作成したすくい針を使って、中底とウェルトに穴を開けていきます。
中底はかなり固いので、強い力で針を押し込まないと穴が開かないのですが、
力をかけすぎると針が折れてしまいます。そのため、無理な負荷がかからない範囲で
針を押し込んでいくのですが、この塩梅が中々難しい・・・
縫い穴に曲がり針を通してすくい縫い。
すくい針と曲がり針を同じ曲線ラインに加工することで、
針が曲がった穴を通っていきます。
すくい縫いの糸を引き抜きます。
ここの引っ張りが甘いと、ウェルトに隙間が出来てしまうので、
毎回しっかりと引っ張ります。
そしてウェルトの取り付けが終わった状態がこちら。
片足を仕上げるここまで仕上げるのに、1か月かかりました^^;
如何にハンドソーンが手間がかかるか、実感できたかと思います。
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