ハンドソーンワークショップ、前回に引き続き、アッパーの組み立てです。
今回のデザインは、ヴァンプのパーツががぐるりと1周しているスタイルで、
ミシン掛けもこまめに位置を変えながらゆっくり進めていきます。
縫い合わせた状態がこちら。オペラパンプスに羽根パーツが付いたみたいな構造ですね。
今回羽根のパーツはスエードを使います。
吟付きのスエードではありますが、やはり強度面で少し弱そう。
そこで、今回はビーディングテープという補強用の部材を使うことにしました。
こんな感じで羽根のパーツに貼り付けていきます。
アイレットはブロンズの外ハトメを使い、アンティーク調に仕立てています。
黒色の革に映えますね。。
写真ではわかりにくいんですが、
羽根の付け根にシャコ止めと呼ばれる補強縫いを入れています。
仮靴では太い糸を通しただけだったんですが、
今回は本格的な仕上がりにするために挑戦しました。
トップラインの余分な革をカットするとアッパーの完成です!
かなり完成に近づいてきましたね!
次回はハンドソーン用の底材加工です。
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