プレーンギブソンシューズ、今回はアッパーを組み立てです。
完成品のイメージはワーク感のあるレッドウイング的な靴。
比較的厚み・質感が近い革で仮靴を作っていきます。
早速ですが、今回の難所、羽根パーツの縫い合わせです。
プレーンギブソンはパーツが少なく、縫う箇所は少ないのですが、
実は結構難易度が高くて・・・
というのも、元々は雨が入りにくいように、ということでパーツの数を少なくしているんですが、
そういった背景から縫製の仕方も極力雨が入りにくいように、
縫い目が外に出ない仕上げをすることが一般的。
羽根のパーツもシームレスになるように、裏側から縫っていくんですが、
本来の出来上がりラインが見えないのが難しい。。
さらにパーツにカーブのラインがあると、たちまち難易度が上がります。
こんな感じで逆向きから縫って。。。
ひっくり返すとラインが見えてきます。
縫い目が外に出ていない分、防水性は高まりますが、初心者には難しい縫い方かも。
アッパーのパーツ同志の縫製箇所はこれだけなので、
慣れるとすぐに完成します。
次回はトップラインの仕上げです。
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